ファーゴ シーズン2
2014年からアメリカのFXチャンネルで放送されている「ファーゴ」ですが、シーズン2は2015年10月から放送されています。
時はシーズン1より遡り、1979年のノースダコタ州、サウスダコタ州、ミネソタ州を舞台とします。
シーズン1の物語とは全く別です。登場人物が2人共通しています。
ファーゴの家族単位でギャングをしているゲアハルト一家と、大手企業のギャングでカンザスシティとの抗争を中心に描かれていきます。
美容師のペギー・ブロムクイスト(キルスティン・ダンスト)がゲアハルト一家の三男、ライ・ゲアハルト(キーラン・カルキン)を車で轢いてしまうが、これで抗争はさらに激しくなる。
ライが車に轢かれる時と他に一場面で、ユーフォー(空飛ぶ円盤)が現れるがSFではありません。
連続殺人事件に発展していきます。ルー・ソルヴァーソン(パトリック・ウイルソン)は警察官と義父のハンク・ラーソン(テッド・ダンソン)は保安官で、捜査に入る。
ルー・ソルヴァーソンの妻、ベッツィ・ソルヴァーソン(クリスティン・ミリオティ)は癌患者で重症である。
ペギーは車で、誤ってライを轢いてしまうがライを車に乗せてそのまま監禁してしまいます。美容師にしては、かなりのやり手です。
旦那のエド・ブロムクイスト(ジェシー・プレモンス)は肉屋の店員ですが妻のペギーを守るために、とんでもない事になっていきます。
ゲアハルト一家の手下でインディアンのハンジー・デント(ザーン・マクラーノン)が優秀な殺し屋として暗躍します。とある用事で入ったバーで人種差別を受け、心変わりでゲアハルト家を裏切ります。
シーズン1同様にスリルとサスペンスとブラックユーモアてんこ盛りで、最後まで楽しめます。コーエン兄弟は、ごおっつええです。