教授のおかしな妄想殺人
2015年に公開された「教授のおかしな妄想殺人」は、アメリカ合衆国で制作されました。
監督・脚本は、ウディ・アレンで主演はホアキン・フェニックスとエマ・ストーンです。ウディ・アレンが監督を務めただけあって、全体的にモダンでスノッブな雰囲気漂います。コメディーといえども、ゲラゲラ笑う事はないです。
「ジョーカー」に出演していたホアキン・フェニックスが良かったので、見たのですが今回はなぜか太めで、ビール腹のようになっていました。
エマ・ストーン演じるジルは、ホアキン・フェニックス演じる哲学科のエイブ教授の生徒役で彼氏はいるのですが教授の謎めいた知性と陰のある雰囲気に惹かれ恋に落ちてしまいます。
エイブ教授は、自身の哲学的思考の中でスランプのような無気力状態になってしまう。
レストランで、偶然聞き出した悪徳判事の被害にあっている中年女性の会話に共感したエイブは、ある計画を思いつきますが。
ホアキン・フェニックスは、この映画でウディ・アレンの分身になり定番の知的ですごく優しい男になりきっていた。最後は、自己中男になり下がる。
ウディ・アレンの名作である「マンハッタン」に近い作品です。
批評家のレビューなど読むと、酷評されてるのが多かったですが上品なサスペンスコメディとして観る分には、面白く楽しめます。