ダークコメディとブラックココア

気にいったドラマや洋楽アルバムを紹介します。

マネーボール

f:id:masa-fujimon:20200523120638j:plain

マネーボール」は、2011年のアメリカ映画です。

ビリー・ビーン(ブラット・ピット)は、ハイスクールの野球で活躍し将来を有望されて、スカウトの言葉を信じ名門スタンフォード大学の奨学生の権利を放棄してメジャーにドラフト1位で入団しました。しかし鳴かず飛ばずで時は過ぎ去り、各球団を転々としながら現役を引退することになります。そしてスカウトとして第2の人生を歩む事になります。

2001年にオークランドアスレチックスのGMをしていたビーンは、ディヴションシリーズでニューヨークヤンキースに敗れ有力な3選手のフリーエージェントが確定的になった。2002年シーズンに向けて戦力を補強する事をオーナーに提案するが、資金力がない為に良い返事はもらえない。

トレード交渉のためにクリーブランド・インディアンスのオフィスを訪れたビーンは、イエール大学卒業のスタッフ、ピーター・ブラント(ジョナ・ヒル)と出会う。ブラントは、統計学的なアプローチから選手を客観的に評価する「セイバーメトリクス」を用いて選手の戦力価値を判断していた。

コミカルな脇役として活躍するジョナ・ヒルですが、今回の統計オタクの役も似合っています。役作りのために太ったのでしょうか。

ブラット・ピットは、せっかちで気の短いGMをうまく表現しているというか、実は地のままの気もしますが。

セイバーメトリクスを用いて、ピーターブラントを中心にトレードや選手起用を行うビリーはスカウトやスタッフとの軋轢もあったが乗り越える。

セイバーメトリクスは、今では野球界では当たり前になりつつあるとは思います。