ベター・コール・ソウル シーズン4
ベター・コール・ソウル シーズン4は全10話でアメリカのAMCで初回放送が2018年8月日です。最終回が10月8日です。
ナチョの謀略によって、寝たきりになり喋る事もできなくなったヘクターの代わりに送り込まれて来たラロ・サラマンカが組織の後を継ぐ。
ガスはクリーニング工場の地下に、麻薬工場を作る計画を実行し始める。
選定したドイツ人技師に工事をさせて、マイクが全体を管理した。
後に「ブレーキング・バッド」のウオルターとジェイシーが、メスを製造した工場です。
弁護士の資格を失ったジミーは、とりあえずの仕事で携帯電話の販売員になる。
全く客が来ない店舗で、暇を持て余す。
店のプリペイド携帯を、町の不良連中に販売する事を思いつき実行し意外と大きく売れ始める。
最初に声を掛けた不良グループに、殴られ持ち金を全て奪われる。
用心棒を雇い不良グループを脅した。
そして、更にプリペイド携帯を売りまくった。
チャックとの件を、反省しているのかしていないのか分かりませんがジミーは、ずる賢い商法で稼ぎまくります。
ジミーは、弁護士資格の欠格期間の1年がまもなく過ぎようとしているが、弁護士資格を復活させようと聴聞会に出席する。
態度が不誠実と言うことで拒否されそうになる。
ジミーは査問委員会に出席し、チャックからの手紙を使い兄を褒め称え、反省の熱弁を振るう。そして弁護士資格を取り戻す。
ジミー・マッギルの名前は使わず今後はソウル・グッドマンで弁護士をしていくように決める。
そしてウオルター・ホワイトと出会う日が刻一刻と近づいています。
ラスベガスをやっつけろ
モンティパイソンのアニメーションや「未来世紀ブラジル」で有名な、テリーギリアム監督の快作で怪作な「ラスベガスをやっつけろ」を紹介します。
1998年制作のアメリカ映画です。
原作はゴンゾー・ジャーナリスト(ハチャメチャな、ジャーナリストという意味)であるハンター・S・トンプソンの同名小説です。
脚本は、テリー・ギリアムとアレックス・コックスも参加しています。
ラウル・デューク演じるジョニー・デップは原作者のハンター・S・トンプソンに似せて、髪を剃って禿頭にした。
ドクター・ゴンゾー演じるベニチオ・デル・トロは、役作りの為に体重を20キロ増やしたそうです。
ジョニー・デップは禿頭になっても、かっこいいです。
ラウル・デュークとドクター・ゴンゾーは大量の麻薬を車に持ち込んで、取材にかこつけてはラスベガスでドラックやりまくります。
ここまで最初から最後までラリッている映画は初めて見ました。
ジョニー・デップのラリッている歩きかたは最高に笑えました。
(自分が、お酒で泥酔した時の事を思い出します。)
ベニチオ・デル・トロの、凶暴なデブの酔っぱらいは手に負えません。
大人向けのファンタジー映画という見方もできると思います。
ヘイトフル・エイト
製作国 公開年
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アメリカ 2015 年 |
監督 脚本
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クェンティン・タランティーノ クェンティン・タランティーノ |
出演者 |
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配給 |
ワインスタイン・カンパニー ギャガ |
上映時間
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167分 |
クェンティン・ タランティーノ監督で 8作目 の作品である。
タイトルにも、8が明記されている。主な登場人物も8人である。
猛吹雪の駅馬車の行進から始まります。
駅馬車は、追加の2人を乗せて「ミニーの紳士服飾店」で嵐から逃れる為、停車します。
ここから登場するメンツが揃い、密室殺人劇が始まります。
賞金稼ぎで、1万ドルの賞金がかけられているデイジー・ドメルグ(ジェニファー・ジェイソン・リー)を捕らえている。
ルースは、賞金首を生きたまま連行し吊るし首にするというポリシーを持っている。
駅馬車に途中から乗り込んできた1人目は、本作の主人公でありタランティーノ作品の常連であるマーキス・ウォーレン(サミュエル・L・ジャクソン)です。
マーキスも賞金稼ぎであり乗り込む時に2つの賞金首の死体も運ばせている。
もう1人は、レッドロックの新任保安官だと自称しているクリス・マニックス(ウォルトン・ゴギンズ)です。
もし乗せなかったら保安官殺しで縛り首になると言い、強引に乗り込んできました。
他の登場人物は、服飾店にいました。
ここから、タランティーノワールド全開のストーリー展開になります。
さすがの面白さです。
サミュエル・L・ジャクソンもいい味だしています。
タランティーノ は 通算10 作品目で 監督 を引退すると言っていますが、続けて作って欲しいです 。
スイス・アーミー・マン
製作国 公開年
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アメリカ 2016 年 |
監督 脚本
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出演者 |
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配給 |
A24
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上映時間 |
97分 |
ネットフリックスで見つけたインディーズ系のダークハートフルコメディです。
いままで観たことがなかった、青年と死体の友情物語と言ってもいいでしょう。
内容がシュールでブラックすぎて、体が拒否反応を起こしそうでしたが中盤以降で2人(といっていいのかはわかりません。)が友情を育むようになってからは、引き込まれるように見入ってしまいました。
ポール・ダノ演じるハンクは何かの事情で、無人島に流れ着いてしまい途方に暮れていた。自殺しようとしていたが波打ち際に人の気配を感じ、見に行くと死体だった。ダニエル・ラドクリフ演じるメニーです。
ハンクは人工呼吸を、試みてみるが失敗に終わる。
死体の体内にガスが充満していて水に浮いている。そして沖合に流れていこうとしていた。ハンクは、死体に乗りジェットスキーの要領で、別の島に移動する。
その後、メニーは「スイス・アーミー・マン」と言うタイトルの様に多彩な便利テクを披露する。雨水を体に溜め込んで、水筒のようになるとか、ペニスが方位磁針の代わりになるとかです。
死体のメニーは言葉も喋りだします。ハンクが見つけた男性誌のビキニ女性を見て勃起したりします。
メニーは下ネタ好きで、平気でおならをします。ハンクの片思いの恋愛にも興味を持ち、徐々に、友情が芽生えてきます。
しかしメニーが喋るというのは、ハンクの主観による妄想の可能性もあります。
最後まで目が離せない映画です。
あまくない砂糖の話
アマゾンのプライムビデオで以前から配信されていて気にはなっていたんですが、観てみました。
オーストラリアで製作された映画で「あまくない砂糖の話」です。
デイモン・ガモーと言う俳優が監督、脚本、製作、主演をこなしています。
「スーパー・サイズ・ミー」は2004年に公開されたアメリカのドキュメント映画で、1日に3食を30日間、マクドナルドのファーストフードだけ食べ続けるとどうなるを実践した話です。
彼は「スーパー・サイズ・ミー」を観て感銘を受けて、この映画を製作したそうです。
映画のタイトルどうりで、ガモーが実践するのは砂糖です。現代人が、3度の食事やおやつなどで必要以上に摂取しています。
最近、知り合ったガールフレンドがお菓子などの砂糖を口にしない健康的なタイプで、ガモーも彼女の気を引こうと合わせていたらシュガーフリーで平均より健康になっていた。そして急に真逆がしたくなったのです。
ガモーが実践したのは1日に、角砂糖40個分で160gを摂取するという事です。
ジャンクフード、甘いお菓子、甘いジュースは避けて一般の大人が食べるようなシリアル、低脂肪ヨーグルト、ビタミン飲料で炭水化物が多く脂肪分が少ない食品全般から摂る。
1日の摂取エネルギーは2300kcalで、実験開始前の摂取カロリーと同じにする。
実験前と同じ様に、有酸素運動や筋トレもする。
このような条件で60日間、砂糖や果糖を食べまくります。
コミカルな映像や音楽などを多用し、現在の砂糖まみれの食品とのつきあいかたをもう一度考え直す、きっかけになります。
単純にコメディーとしても楽しめます。
ビック・リボウスキ
製作国 公開年
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アメリカ 1998 年 |
監督 脚本
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出演者 |
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配給 |
アスミック
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上映時間 |
117分
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コーエン兄弟監督、脚本の「ビック・リボウスキ」をネットフリックスで観ました。
コーエン兄弟の作品の中では、ある意味で楽に見れる作品です。
緊張感があまりなく、作中の人物は気楽な人が多いです。
頑張らなくても楽しく生きていけるよ、みたいなメッセージが送られているように思えます。
ジェフ・ブリッジス演じるジェフリー・”デュード”・リボウスキは、友人たちとボーリング大会に参加している。そしてカクテルのホワイトルシアンを常飲してマリファナもたしなむ。
ある日、同姓同名の大金持ちと間違われて闖入してきた借金の取立屋に暴行を受け敷物に小便をされてしまいます。
金持ちのビック・リボウスキ宅に行き、いきさつを話して敷物の弁償を求めるが相手にされない。
その後、”デュード”リボウスキはビック・リボウスキから呼び出され豪邸に向かう。
そこで、誘拐された妻バニーの身代金の引き渡し役をしてほしいと頼まれる。そして引き受けるが、そこからトラブルの雨嵐を受けることにもなる。
ボーリング仲間のジョン・グッドマン演じるウォルター・ソプチャックが、ものすごくいい味を出している。
喋りだすと止まらず、人の会話は平気で遮り早合点をしてしまう。
町内会に行くと、1人は必ずいるタイプです。
カルト映画として熱狂的なファンから絶大な支持を得ているらしいが、男性ファンが多いと思います。
テイク・ミー
製作国 公開年
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アメリカ 2017 年 |
監督 脚本
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パット・ヒーリー マイク・マコウスキー |
出演者 |
テイラー・シリング パット・ヒーリー アリシア・デルモア ジム・オヘア |
配信先 |
ネットフリックス
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上映時間 |
83分
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ネットフリックスのオリジナル作品です。
カテゴリーは、ダークコメディそれとも不条理ブラックコメディです。
主人公の男性は、Mr.ビーンのローワン・アトキンソンを少し男前にしたような感じです。
彼は、疑似誘拐をお客に提供するサービスを仕事にしている。
最近はマンネリ気味で売上も下り坂である。
そんな時に女性から電話がかかってきて、5000ドルで週末貸し切りの案件です。
通常時間超えで殴ってほしいというオプション付きであったが、お金に目が眩んで引き受けてしまう。
そこから地獄の週末に入っていくことになります。
パット・ヒーリー演じる彼は、いつもの如くシナリオを考え彼女との誘拐を進めていくが。
ドラマの時間が短めなので、話の展開に途中で疲れるという事もありません。
B級感漂うドラマです。
束縛されたりするのが好きなマニアだったら、かなり楽しめると思います。
ドラマのラストは良かったです。